アジア旅行記 【2】 2003年8〜9月
都会に行ってみた。(バンコク)
 今日は本来の顔である(?)先進国タイランドの現状を見に行った。カオサンからサイアムスクウェアまでトゥクトゥクで向かう道中、街の様子はみるみるうちに大都会になっていく。


トゥクトゥクのミラーに映るオレ

 サイアムからの移動は、専らBTS(モノレール)だったが、切符を買う所から降車するまで、まったく迷うことなくできた。とても明快なシステムで、ユーザビリティということを考える上でも、とても参考になった。

 サイアムのデパートや、そごうデパートを観察した後、スタバのようなカフェに立ち寄った。このようなところに来るタイ人は、ハイソな人達という感じがする。

 ここで、「さぁ、今日は何をしようかなぁ」と『地球の歩き方』を開いていると、友人からご推薦のあったムエタイに目が止まった。しかし、ムエタイの試合は毎日はやっておらず、自分の『歩き方』が古いので、「行ってみたのに、やってなかったら嫌だなぁ」と思いつつも、「こんなの自分でどうやって調べたらいいんだろう?電話のかけ方わかんないしなぁ」と少し狼狽してしまった。

 そこで、さっきから隣の席で、キャ−キャーとお喋りに夢中の高校生くらいの女の子たちにダメモトで聞いてみた。

 そうしたら、とてもフレンドリーに話を聞いてくれ、持っていた携帯電話で方々に電話してくれたのだ。ちょっと時間がかかったが、今日は「ルンピニースタジアム」で6時から開始するということがわかった。

 ここまでしてくれて「コプクンカップ」を連発していると、何やら彼女たちがいろいろと話し掛けてくる。聞けば、日本のタレントについての話で、みんなキムタク、TOKIO、フカキョンまで知っているのだ。キムタクはバンコクでも人気なようだ。ジャニーズ、タイでまで乙女心を惑わし、暴利を貪るのか・・・と思った。

 この話題のほかにも、色々な話をした。ある子は、来週から英国に語学留学するとのことだ。やはりハイソな子たちはスラムっぽい所にいる子とは全然違う。何か表情までもが日本人に似ているなぁと思った。

 カフェを出たあと、ムエタイが始まるまで時間があったので、通行人を撮ることにした。
 僕は旅でいつも観光スポットだけではなく、なんてことない風景や、通行人も撮るようにしている。
 帰国してから写真をスライドショーで眺めている時、意外にその国のテイストがわかる写真って通行人だったりするからだ。
 今回は、買ったばかりのデジカメだったので、出国前、原宿や渋谷で密かに練習する念の入れようだった。

 最初は、声をかけて立ち止まってもらおうとしたのだが、都会っ子の反応はカオサンやチャイナタウンとはまったく違い、漏れなく断られてしまった。「そんなのイヤよ、恥ずかしい」という感じなのだ。

 仕方なく、タイの原宿と呼ばれている、界隈に足を運び撮った。そして意外なグッドスポットを発見した。そこは、サイアム駅のエスカレーターが昇りきった所だった。

 路上でやっていると、「なんか怪しい人が撮っている」と思われて、早い段階から目をそらされてしまうが、エスカレーターは下から昇って来るので、その間がないのだ。
 「何あの人?」とこっち視線が向いた写真になる場合もあるが、結構自然な表情が撮れる。バンコクの強い日差しはとても早いシャッタースピードで撮る手助けをしてくれるので、さらに良い。

 こいつは、盗撮ってことになるのかなぁ・・・でも、旅先ではついついやってしまう。面白いです、「おたくもぜひ」。

【写真】 タイでは大学でも制服があります。siam駅は近くに大学(女子大?)があるのか、9割が学生なのです。

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