アジア旅行記 【2】 2003年8〜9月
ハロー!メコンデルタ。(チャウドック)
 次ぎなる国ベトナムは、プノンペンからバスでホーチミン入りするのが一般的で、自分もそうする予定だった。

 しかし、地図でみるとベトナムで最も興味のある都市のひとつカントーとプノンペンは川でつながっていることに気づく。あれ?もしかして違うルートで入国できるんじゃないか?

 早速、プノンペンのCapitol Tourで尋ねてみると、カントー行きはないが、チャウドックという街にへは行けるとのことだった。カントーは絶対に行きたい街だが、ホーチミンに先に行くと、どうしても往復するという無駄が生じる。やっぱ旅のルートは「一筆書き」がいい。

 しかし、『地球の歩き方』には「(チャウドック経由でのベトナム入りは)個人での通過は好ましくない」とあるので、ちょっと躊躇したが、結局はチャウドック経由でのベトナム入りを決心した。

 朝、集合場所に集まったのは、たったの4人。トンレサップ湖を行くシェムリアップ→プノンペンのルートが、ボートの屋上に溢れるくらいのバックパッカーが集まったのに比べると、大違いである。さすがにマニアックなルートだけはある。しかしこの4人の中の2人が日本人であることは、これまたスゴイことだ。

 バスに揺られて二時間、船着場に着く。シェムリアップ→プノンペンの時と同じようなボートだったが、今回はたったの四人、広々としている。採算が取れるのであろうか?

 それからまた2時間、カンボジア出国を経て、「ついにベトナムだぁ〜、チャウドックだ〜」と思ったら、さらにここからボートを乗り換えていくとのこと。さすが期待を裏切るのがアジアだなぁと思いつつ、乗り換えるボートが4つの座席しかない小さなものなのでびっくりする。


ベトナム入りした時のボート

 しかしこのボートは、水面と目の高さが近く窓もないので、とても快適でさわやかだ。そして風景も「これぞ、メコンデルタ」というのに相応しいものになっていく。










 そして何よりも気分を高揚させてくれるものは、対岸から手を振る人々の笑顔だ。

 ちょっと荒んだ感じがするプノンペンから来たので、「ベトナムは癒しの国だよねぇ」と日本人ふたりで笑い合っていた。

 それにしても旅行者にこれほどまでに手を振り、微笑みかけてくれるものか?ボートに追いつこうと対岸で併走する子供までいる。そしてベトナムのトレードマークの三角の藁帽子を被った女性たち・・・






 国境を越えて、新しい国に入る。人々との邂逅・・・旅ってホントに素晴らしい。


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