新しい国、そして新しい街に入るとき、いつもウザったく感じるのはホテルの勧誘とか、人々がわんさか集まってくることだ。そのしつこさによって、その国の個性みたいなものが推し量ることもできる。
しかし、ここチャウドックの呼び込みはしつこくない。プノンペンのしつこさに比べたら5倍くらいは違うのではないか?
悲壮な表情なんかしてるヤツはいないし、物乞いも見当たらない。(ベトナムの貧しい子供たちは物乞いをするのではなく、宝くじを売るなど、なんらかの仕事をしているケースが多かった。)
その中にあって18歳くらいの女の子が「手漕ぎ船でのメコン巡りをしないか」と、ちょっとしつこく売り込んできた。
時間もなかったので、結局断ったのだが、三角帽子を珍しがるオレのために、笑顔で写真にも納まってくれた。それどころか、ひとつかみのランブータン(ライチに似た味で、アジアに来て自分が一番好きになった果物)を分けてくれた。
チャウドックは、市場でも人々の笑顔は絶えない。カメラを向けても嫌がる人はひとりもいなかったし、「ひと口食べてみない?」と南国フルーツを進んで差し出してくれる。
ゲストハウスでゆっくりするつもりだったが、バックパックを置いて、すぐに街を散歩することにした。そしてバイタクをつかまえて、見晴らしが良いというサム山を目指した。その道中、たくさんの笑顔を見つけた
サム山頂へ向かう中腹で、若者たちが酒盛りをしているのに出くわす。
誘われるまま自分もキッツイ地酒を2、3杯ごちそうになる。カメラのフィルムケースをお猪口にしているのがオツだ。
ギターに合わせ歌や手拍子・・・さすが地元人、うまい酒を飲む場所を知っている
なんてほのぼのした街なんだろう?カントーへ行くために立ち寄っただけの街なのに、こんなハッピーな情景が待っているなんて。
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