アジア旅行記 【2】 2003年8〜9月
娘を嫁にと差し出された?!(チャウドック)
 夕食。ホテルのすぐ近くのホンファットという食堂に行く。注文して待っている間、自分は今日撮った写真をデジカメで眺めて、いらない写真を削除する作業などをしていた。

 すると、女主人が何か言ってくる。娘を写真に撮ってくれというのだ。

 普通、見知らぬ観光客に娘をパチパチ撮られたら嫌なんじゃない?と思うんだけど、珍しい人だなぁと思った。

 しきりに「娘を撮ってくれ」と身振り手振りでアピールするので、撮ろうとすると・・・娘とその友達?(後で聞けばイトコらしい)はキャーキャー笑いながらテーブルの下に隠れてしまった。

 それを見た母は、しかりつけるようなマジ顔で、何やらまくしたてている。そうすると何とか写真に納まってくれるようになった。

 確かに娘たちはかわいい。母が撮れというのもうなづける。


これが女主人の娘。たしかにカワイイです。

 そして、母親が注文したカエルのライスとニガウリのスープを運んでくると、今度は、僕の席の前に座り、マリーマリーと言いつつ、薬指に指輪をはめるジェスチャーをしている。どうやら「娘と結婚してくれ」ということらしいのだ!この様子を見ている、奥の席の白人女性がウケている。

 自分は「彼女がいるから(当時)」と言いながらも、お母さんには英語が通じないので、プリクラを見せた。

 娘たちはニコニコしながら見ていたが、母はつまらなそうな顔している、さっきから思ったが、この母は「マジ」なのである。


これが問題の母親。右はイトコの子で賢い子だった。

 しかし、こんなことを言われて嫌な気分になるわけもなく、この後、娘と英語がしゃべれるイトコと小一時間、楽しく話した。このイトコもかわいい子で、とても賢い子だった。

 日本語を教えて欲しいというので、簡単な挨拶などを教えると一生懸命ノートに取っていた。

 そしてオレは、難しいとされるベトナム語の発音について興味があったので、『地球の歩き方』の巻末にあったmaの発音を2人にしてもらうことにした。「マー」と読むのだが、語尾を上げたり、下げたりなど6種類も発音法があり、それぞれ「悪魔」「しかし」「ほお」「墓」「馬」「苗」と意味が全然異なってくるのだ。

「いっせいのっせっ!」
「マー、マァ、まぁ、まァ、マぁ、マ→、」
・・・全然わからん(笑)


 翌日の朝食時にもこの店に訪れると、母がまたもや熱烈売り込み。ベトナムはそんな貧しい国でもないのに、そんなに海外に嫁をやりたいかな・・・この母の熱意・・・う〜む。

でも、楽しい思い出でした。

 笑顔の街・チャウドック。街を離れるとき、ちょっとセンチメンタルな気分になりました。


<< 前の日記 次の日記 >>

奈良の古建築と空間 Rainy Sanctuary

奈良のお寺 - Rainy Sanctuary