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音楽はお好き? 2002年3月分


特に何の考えもなく、つらつらと綴る昨今歌謡曲私観。ええと、何の他意もございませんので、どちらさまもお怒りの無いようにヒトツお願い申し上げます。


『キラキラ』  小田和正
ワタクシ本来、“小田和正的な世界”というのが比較的苦手なんですが。それでもアレっすよ、何年も昔の曲を引っくり返して出してきて商売しようという誰かさんに比べたら、きっちり新曲で小田ワールドを聴かせてくれる小田和正はエラいッ!と思いますな。
曲調自体は、相変わらず爽やかで決して映像を邪魔しない、理想的な“ドラマ主題歌”。サビ部分も、お得意のリフ多用と至って判りやすい歌詞との併せ技で、ついつい口ずさんでしまう魅力がございます。敷居の低さというか、受け取り手側の難易度の低さは、桑田佳祐の『白い恋人達』並。
ところでこの曲、PVも小田さんご自身が監督なさっているそうで。サビの部分であんなに何度も自分のドアップを切り返すのって、編集してる時照れなかったんかなぁ。

『SHALLOW SLEEP』  hyde
実はワタシ、ラルクアンシエルってそんなに嫌いじゃないんですよ。ベタベタにゴチックな音の中から駆け昇るhydeのハイトーンボイスがどこか爽快で、『花葬』なんて(ちょっと古いか?)結構気に入ってたんですわ。
しかしですね。ソロとなると、バンドでがっちり構築していた重めの音質のバックアップが無い訳で。ずっしりとしたベースラインから、対照的に立ち上がる高音こそが彼のボーカルの持ち味だと思うんですが、どうも対比項が弱い分hydeのボーカルも小さくまとまっているような感が。
もちろん、ソロアクトとグループアクトとでは、きっちり差異化を図らなければいけないんでしょうが。アコギ抱えて比較的シンプルに唄うhydeさん、どうも味が出切っていない様な気が致します。

『美しく燃える森』  スカパラFeat.奥田民生
あちこちの雑誌で「奥田民生のボーカリストとしての力量を再発見する一曲」というような文言を見つけて、ちょっと呆然とするワタシ。おいおいおい、ちょっと待てぃ。奥田民生といえば、あの、あの井上陽水の変態ヴォイスに見事に拮抗して見せた技量とパワーの持ち主でっせ?今更発見してどうするんだ、一体。
いつもどおり媚もてらいも無い民生の声が、何故か妙にセクシィに響くこの一曲。むしろ、(民生先か曲先かは知りませんが)
「この曲を奥田民生に唄わせる」
という判断を下したスカパラが偉い、と思うんですがどうでしょう。

『Way of Difference』  GLAY
夜中にテレビを見ていたら、ガレッジセールの2人が至ってまじめな顔してアカペラで小洒落た曲を熱唱しておりまして。
「こ、これはまさか、“くず”の大ヒットに彼らまでうっかり勘違いしちゃったのかぁ?」
と一瞬背筋が冷えたんですが。何の事は無い、この曲のCMだったんですね・・・いや、最後にテロップが出るまで、真面目に心配しちゃいましたよ・・・。(<って、それだけ?楽曲については?)

『そうだ!We’re ALIVE』  モーニング娘。
大失速気味の一曲。傀儡センター矢口を措いて、実質高橋愛一押しの今回ですが。高橋に限らず、5期メンバーは皆あまりにも小粒なんですよねぇ・・・とても、なっちと後藤を従えてセンター張るほどのタマじゃないっていうか。その辺、(下手は下手なりに)石川も吉澤もそれぞれの楽曲で自分の役割はきっちり果たしていたんじゃないか、と。
紺野あさ美を除く12人全員にソロパートを振るという暴挙に出たこの曲は、楽曲的にも振り付けもあまりにも散漫になってしまっております。これまでも娘。の曲は、さまざまな既存のジャンルの楽曲をコラージュして作ったようなモノが多かったんですが。今回は、あまりにも継ぎ目の処理がお粗末で、全体的にバランバランでございますな。こうなると、メンバー萌え〜なコアファン以外の、いわゆる、
「カラオケ行ったら取りあえずモー娘。唄っとけー!」
という層がばらばらーっと離れていきそうな予感がしますがね。次あたり、きっちり歌える旧メン中心に勝負かけないとヤバいんじゃないの?
そういえばモー娘。、最近何故か分割売りが多いような。免許が必要なスクーターはともかく、本来「フレッシュな新メンバー」こそが似合いそうな清涼飲料のCMまで、5期メン&辻加護が外れているという・・・。こうなったらいっそ、きっぱりシニア・ジュニアで2分化しちゃったらどうよ?5期メン、どう見てもおニャン子B組レベルだし。

『ワダツミの木』  元(はじめ)ちとせ
スガシカオあたりが、「この声は神!」などと騒いでるようですが。どう聴いても、Coccoを石田千尋(陰陽師@金スマ)の元へ連れてって悪いモノを全部落とし、その後に漂白剤に3日ほど漬け込んで強い日差しの中パンパンパンと無理くりに干し上げたような感じが。ま、平たくいえば、「確かに特色はあるかも知れませんがちと弱いんでないかい?」と。これは楽曲次第だよなぁ・・・と思っていたら、元さん(こう書くと“ゲンさん”みたいだな)、って自分で作曲するヒトではないのね。それならアレだ、いっそ、「神!」なんていってるスガシカオに書いてもらったらいかが?

『Fly Away』  EXILE
このボーカルの黒い方ってあれだよねぇ、ケミストリーが優勝したASAYANのボーカルオーディションで、準決勝まで残った佐藤篤志だよねぇ。
彼は最終選考のワンステップ前で一人だけ脱落し、その後残った4人の組み合わせの中からご存知堂珍・川畑のChemistryが生まれた、と。ちなみに、最終選考で外れた藤岡正明とネスミス・竜太・カリムもそれぞれデビューしてるんですが(<しかし良く覚えてるなぁワタシも(呆))。
今のところ、ケミの1番勝ちはともかく、最終選考まで進めなかった筈の佐藤がセールス2番手ってというのが、ちょっと世の無情を感じさせたりいたします。それに何より、いかにも“既に出来上がってるダンスグループに、スカウトされて途中からヴォーカルとして参加しました”という風情の佐藤が、どんな番組に出てもそこはかとなく居心地悪そうなのが何とも・・・早く馴染もうね、佐藤クン。

『恋の歌謡日』  ゆず
えええええっ?ついにカミングアウトしちゃったのぉぉぉぉぉぉ?


全体的にあまりにも遅いラインナップではございますが、何となく気になる曲をつらつらと並べてみました。そんなワタシが今気になっているのが、一十三十一(ヒトミトイ→http://www.pryaid.co.jp/artistlist/PrintArtistPage2.asp?aid=00105)の『煙色の恋人達』。メロディラインは割とつまんない平凡な曲なんですが、アレンジがどうにもこうにもワタシ好みなんですよねぇ。ちなみに、発売は3月21日だそうです<と、ちょっと新しい辺りにも無理やり目を向けてみたりして。ほっほっほ。
2002年03月13



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