ニュースの女
初手からこれだと、逆の意味でこれから苦労しそう。
面白いぞ、これ。
久しぶりに精細のある鈴木保奈美を見ているような気がするのは、さすがにうがち過ぎって奴でしょうが。でも、吹越満サン(“こっこもOK!そっこもOK!こっこもOK!の、ソーケー!綜合警備保障!”の、ヘンなロボットの顔やってる人ね。もしくは、“村田製作所”のCMのヘンなヒト)やら伊藤俊人サン(『巡査今泉慎太郎』の検査官)やら奥貫薫サン(老けちゃった・・・?しくしくしく)やら、妙な人を妙な所に配してるし。『ラブジェネ』からの連投・藤原紀香オネーサマは目一杯怪しいし。で、センター寄りが“恋は遠い日の花火じゃない”長塚京三と、ジャニーズの最終兵器・滝沢秀明だもんなぁ。
中でも、えっらくびっくりしたのが野村宏伸。アンタ、大根やったん違ぅん?!いつ何処でお芝居の勉強してきたん?ああ、まだバクバクしてるわ心臓、驚き過ぎで。視聴率至上主義の若きプロデューサー役、なかなかツボにはまった演技でしてよ。
ストーリーは、仕事では看板番組のメインキャスターに抜擢され、私生活でもめでたく結婚、人生の絶頂に居た環(保奈美)だが、式の翌日に夫が事故死したことから、夫と前妻との子と同居する羽目に・・・という、どっかで聞いたような話(映画でありましたよね)。さすがにフジの初回だけあって、ファンファーレゲストも超豪華。前任のキャスターに余貴美子サンでしょー、すぐに事故死しちゃう新進国際政治学者に西村雅彦でしょー(このオデコが、某国際政治学者を彷彿とさせる(笑))。
やっぱり西村サンは凄いわね。“今泉”の癖に!イマイズミのクセに!天下の鈴木保奈美がうっとりと見つめるその視線を、ばっちり受け止めてやがる!しかも、それなりにカッコイイ!ま、とりあえずタラシには見える!“完璧主義の麻生環が惚れた男”としての説得力は充分だ!・・・いやぁ、素晴らしい演技力。どうも、どっちかってぇと今日のお姿が本来に近いらしいけど。
フジ系お得意の“ニュースドラマ”、集大成としてここで一発当てて欲しいものです。期待、大。
サービス
“ぽぽんたぽぽんたふぅ”。シアワセのオマジナイ。どうやら、制作側は流行らせたいらしいが。
しかし、『インタビューZ』(坂上みきおねーさまがやってる、日テレ深夜のインタビュー番組)で松本明子本人が言っていた通り、これは流石にさぶいでしょう(笑)。もう少しどーにかならなかったんだろうか(涙)。逆の意味で流行りそうな気がするぞ。
この見所は、相変わらずな松本明子(結局『オトナの男』で新境地を開拓!とは行かなかったご様子)ではなく、相変わらずなうじきつよし(『世界・ふしぎ発見!』のミステリーハンターと、何ら違い無し)でもなく、お久しぶりの高樹澪でもなく、やはり二重人格・寺脇康文の名演技でございましょう。超ウルトラスペシャル好青年の裕一君と、超ウルトラ極悪非道実業家の早乙女君を、いとも簡単に演じ分けてみせてくれてます。
こういう人を2時間モノのサスペンスドラマに、じゃんじゃん出すべきなのよねぇ。最後まで、いいモンか悪いモンか判らない・・・っていう(笑)。
展開としては、いわゆる“日テレ系松本明子主演ドラマ”の王道。ことさらにストーリーをご説明する要もございますまい。早乙女の娘役のコが異様にソレらしい(めっちゃめちゃか細い子なのだ。肌も白いし、いかにも神経細そうな感じ)のがいたいけなのと、ツボにはまった時の松本明子の芝居が確実に進歩しているという辺り、観ても損はしない出来だとは思いますがね。ハートフル(すっかり“松本ドラマ”のキーワード)がお好きな方はどうぞ。そういうのはちとむず痒くて・・・という方は、他所へお回り下さいませね。
愛しすぎなくてよかった
内館牧子サン脚本の、“辛口”のラブストーリー。
りょうチャン演じる“65点のオンナ”が、恋に仕事に傷つきながらも自立していくストーリーらしいんだが。
最大の難点は、りょうチャンが“65点”に見えない事(笑)。ドン臭い喋り方を差し引いても、どう見たって80点は行ってるでしょう、あの抜群のスタイルは。
久しぶりに登場の東山紀之、束縛を嫌う“女の敵”を大好演しております。切れ長の目が、冷酷さをバリバリに演出しておりますわ。ジゴロ系のキャラが、呆れる程お似合い。大晦日は、森光子と一緒にkinki Kidsの宝塚公演にゲスト出演してましたけど(笑)。
すっかり『紳士服のコナカ』な布施博サンと、これはどう見ても“65点”の(ゴメンな)寺島しのぶサンの間に割って入るのが、酒井ククレ美紀。何故名前が“セブン”か?やっぱり何か意味があって、生い立ちを語る際にはハズせないエピソードが隠されているのか?で、それを聞かされた布施博がその健気さに感激しちゃって、波乱が起こるのか?
多少新味が感じられるのは、内館牧子サンお得意の「実家のとーちゃんかーちゃん本音攻撃」。東京でりょうチャンとヒガシが目一杯お洒落なトレンディムードを漂わせる一方で、りょうチャンの実家仙台では、視聴者が思わず「アイタタタァ!」と言いたくなるようなフツーの親の本音が炸裂しております。なんか、フジのトレンディドラマとTBSの橋田スガコドラマをちゃんぽんで見ているようだわ(笑)。
甘い結婚
プロデューサーによると、木梨憲武は『日本のダスティン・ホフマン』なのだそうだ。
ま、その辺は置いとくとして。
キャスティングの割に根が暗いドラマやなぁ。特に、財前直見サン演じるノリタケの妻、麻子。子供まで居るのに、何故そんなにダンナに遠慮して暮らしてるんだろう?言いたい事を口元でンググ・・・と呑み込んでしまう辺りは、“忙しい亭主に対する思いやり”っていうのとは本質的に違う、根の暗さを感じるわ。
哀愁漂う・・・というより、哀愁しか見えないノリタケも暗いわ。大体、コメディアンが笑顔を引っ込めると、普段笑顔ばかりを見慣れているせいか、常人以上に陰気に見えちゃうでしょ?鶴太郎とか鶴瓶とか、たけし辺りもそうだわよね。ノリさん・・・笑ってないと、皺が目立つ・・・(涙)。
本当に、なーんだか不思議なくらい陰気な絵面。とても、あの名作(迷作?)『いいひと。』のスタッフが作ってるとは思えないわ。
そんな中で、浮きに浮きまくってるのが内藤剛志サンと生瀬勝久サン。お二人とも、こまめに連ドラ出まくってますが(特に内藤さん、殆どワーカホリック状態だよなぁ。私が知る限りでは、13クール連続で出てるぞ)。衰えぬテンションと生来の軽みで、ド暗いドラマのムードをなんとか支えておられます。
さてさて。
不満の蓄積した主婦が、作家デビューを機に夫を捨てる・・・というのがドラマの主テーマらしいのですが。にしたにが気になったのは、展開に言い訳が多すぎる事。
たとえば、“麻子は、結婚前は大手出版社編集部の期待の女性編集者だった”とか、“結婚は、恋に破れて落ち込んでいた麻子が喜太郎(ノリタケ)の優しさにほだされたから”とか。
そりゃ、華々しい所に居た人が突然地味な主婦にさせられちゃったら、やっぱり不満は溜まるかもしれないさ。でもね、それじゃドラマとしてあまりにも立派な言い訳過ぎるのよ。むしろ、ずーっと地味な人生を歩んできて、なんとなーく納得して地味な生活をしている人が、突然!自立しよう!と決意してみました、って方が面白い。下手に“過去の栄光”をチラチラさせちゃうと、「ああ、“華やかなりし頃のワタシ”を取り返したいワケね」となってしまうじゃない。
そういった意味では、高島礼子サンのバツイチ美人弁護士も類型的過ぎ。それより、一見派手ではないんだけれども、ミョーに活き活きと生活しているかつての同級生が、よく聞いてみたら離婚してて手に職持ってた・・・ってのの方が、「アタシにも手が届くのかも・・・?」っていう変なリアルさを演出できて良かったかも知れないよん。
見るか見ないかは、来週の『スウィート・シーズン』待ちだなぁ。あれは、つまんなそうだけど主題歌がサザンだからな(笑)。
略奪愛・アブない女
『ストーカー・奪う女』に続く、TBSキワもの路線。ヒロインが雛形あき子から鈴木紗理奈に移動・・・というのは、“めちゃイケ”ファミリーの流れから行っても自然(笑)だが、有能な精神科医を赤井秀和というキャスティングはいかがなものか。彼が、どう考えてもお医者には見えないってのが、このドラマ最大の難点でしょう。頭脳労働者を演出する小道具として、MACのPOWER BOOK1400が登場いたしますが、とても使いこなしているようには見えないんだなぁこれが。
もう一つの難点は、コトバ。
サリナも赤井も、標準語がメチャメチャ無理(爆)。サリナなんて、イントネーション滅茶苦茶だもん。「もういい!いらん努力しなくていい!大阪弁使ってもいい!」と、何回テレビにつっこんだ事か・・・。いやもう、見てて気の毒になってしまいましたわ。何故わざわざ東京の話に・・・?むしろ、キャスティング主導で、大阪の話にしちゃっても良かったんじゃないのぉ?
初回からいきなり、“アブない女”大爆発の展開。これは、毎週欠かさず見るってより、時々手の空いた時にザッピングして、“ここぞ!”という話題になりそうなシーンだけを拾って見た方がいいような気が致します。全部カブり付きで見るのは、かなりキッツいぞぉ。でも、一応押えどころは押さえとかないと、『めちゃイケ!』でついて行かれないもんね(笑)。
聖者の行進
テーマがヘビー過ぎて、軟弱なにしたにはちょっと・・・。
非常にコメントし辛いタイプのドラマであるコトは事実ですな。酒井法子が可愛いとか、広末涼子がなかなかいいとか、デビッド伊東と水沢アキが恐すぎるとか、安藤政信クンカッコイイとか、野島ドラマなのに斎藤洋介サンがいい奴っぽくって違和感があるとか、段田サン久しぶりのコテコテ悪役でわぁ嬉しいとか、そんなんでお茶濁しちゃいけないんかなぁ、やっぱり・・・。
あ、タイトルバックは非常に素晴らしいです。中島みゆき(オールナイト時代からのファンとか言ったら年齢がバレる(笑))の唄う主題歌『糸』(“縦糸はあなた、横糸は私”・・・凄い歌詞だ)も素晴らしい。
重いテーマに正面からがっぷり取り組むのが得意な野島伸司ですから、今回もずっしりと“残る”ドラマを組み立てて行く事でしょう。ただ、一週間という間隔を置きながらこのヘビィな題材にお付き合いする体力は、にしたににはちょっと・・・。そういえば、『人間・失格』も、本放送でついて行けなかった癖に、再放送では毎日かぶりついて見てたんだよなぁ。
個人的な結論・再放送待ち。
DAYS
フジテレビの冬ドラマ、制作サイドでは、実はこれが一押しなんだそうだ。いや、ネタ元は、うちのかーちゃんが『ラブジェネ』最終回当日のゆりかもめの中で立ち聞きした会話なんだけどね。どうもフジの社員らしいオトコが二人で、色々喋ってたんだそうだ。うちのかーちゃんは木村拓哉のファンなので(笑)、「お、『ラブジェネ』の話してる!」と聞き耳を立てたらしいんだが。
「俺、初回と2回目のホン見たけど、あれは面白いぜ。『ラブジェネ』が受けて『DAYS』がコケたら、何かこれからのドラマ全体がヤバい気する」みたいな事を言ってたんだってさー。
で。
蓋開けてみたら、脚本大石静じゃん(笑)。私は以前、「三谷幸喜が日本ドラマ界の殿様なら、大石静はお局様」と書いた事があるんだが。これでコケるとしたら、フジ月9のカラーと彼女の風合いが添わなかった、という悲劇にしかならないよなぁ。使い方誤らない限り、彼女の脚本は間違いないんだから。ちなみに、三谷幸喜の時には、は、『竜馬におまかせ!』で日テレが間違えましたな。
初回を見た所では、ちょっと微妙。大石カラーが月9に擦り寄っているという、ちょっとした無理がそこここに感じられる。
ただ、その辺は、キャスティングでカバーしてるっちゃしてるかな。適当に正義感の強い青年・長瀬智也、お調子者で根は善い奴・金子賢、キッツい自信家・中谷美紀、ドン臭い純情少女・菅野美穂と・・・まんまやん!おい!ヒネリもなーんもない!すっばらしくもおっとろしいキャスティング!いっそ爽やかやね(笑)。おのおの、今までのキャリアの集大成として頑張って欲しいものです(爆)。
何となく久しぶりな橋爪功サンが、基本に戻った(?)役どころで締めてくれてます。キャスティングでもう一つ言えば、ネイルサロンの先輩・筒井真理子嬢にはご注目!大石静が彼女をあれだけに使う訳が無い。
展開は、東京版『白線流し』・・・?大石脚本の場合、動き始めるまで少し間があるけど、そのかわりスタートしちゃうとノンストップだからね、しばらく静観してみるのも面白いかもしれんよ。
冷たい月
“ストーカー”シリーズ(シリーズかいっ?!)がTBSのキワもの路線なら、日テレのキワものはこちらの枠。天下無敵の『SMA×SMA』の裏って事で、川島なお美→室井滋→中森明菜という・・・これをキワものと言わずして何と言おうか、ってラインナップ。ちなみに、助演男優で見てみると、国広富之(『失楽園』)→河相我聞(『心療内科医涼子』)→的場浩司(明菜といえば・・・?まだ2作目の共演の筈だが、何故皆の脳裏にインプットされているのであろうか)。余計にキワもの感が際立ちますなぁ。
で、中森明菜サン。
最初しばらくは、シアワセの絶頂に居る筈なんだが。永作ちゃんと初めて病院で顔を合わせるシーン、余りにも頬がゲッソリこけててなぁ・・・。永作チャンが、いかにも幸せ満点な福々しい輪郭をなさっているだけに、とっかかりから不幸そうに見えて。
いきなりコレだから、明菜サンが登場するだけで、画面全体が暗い事暗い事。どんなにお化粧をしても、ほほの落ち窪みは誤魔化しがきかないからね。微笑み一つも、薄倖そうに見えるぞな。
初回でいきなり、ダンナ(元食いしん坊こと辰巳琢郎)は死ぬは自殺未遂はするわ、んでもってふとした偶然から(ここ、ポイント(笑)。よくテレビ情報誌にこう書いてあるが、ホントに製作者側もよく“ふとした偶然”を作るよなぁ)その遠因となった永作ちゃんの存在まで突き止める、という・・・非常にテンポ良い展開。キワものはキワものなりの、お作法がありまして。どうせ非現実的なシロモノなら、徹底的にサクサクとドロドロと・・・っていう文法は、確実に踏襲されているようで何よりで御座います。
ちなみに、本日の峰竜太の名言。
「他人のドロドロは、ドロドロしてればしてる方が面白いですもんね」
うーん、含蓄があるなぁ(笑)。明菜と永作が番組宣伝の為に出演した朝の番組で、変にシビアな表情でおっしゃってました。そりゃ、他人のドロドロはねぇ(笑)。
きらきらひかる
てっきり、江國香織サンの『きらきらひかる』だと思っていたのだが(大余談ですが。江國サンの『きらきら』は、薬師丸ひろ子とブレイク直前のトヨエツで映画化されましたよね。どうやら、筒井道隆も出てたらしい。カルトだわぁ(笑)。見たい)。『ナースのお仕事』に続く、医療系ドラマ。
主人公深津絵里が検屍官(こう書くとケイ・スカーペッタみたいやな)を志すきっかけとなった、鈴木京香の台詞。
「解剖は、物言えぬ死体の最後の声を聞く作業だ」
これ、にしたに高校生の時に何かで読んだんですよ。で、すっごく感激して。あと3年このコトバと出会うのが早かったら、身の程も知らずに医者を志してたかも知れない(笑)。
そんな訳で、いくらフジの社員が『DAYS』を一押ししていても、私はこのクール一番の注目マークをこのドラマに付けてたんですねぇ。
で、見てみたら。
意外な事に、予想以上に面白かった。何せ、鈴木京香と松雪泰子が濃いぃんだわ(笑)。マツユキユキジールシは早稲田出のキャリア刑事だし、京香さんなんていきなりレザーパンツ穿いてるし。デキる女同士の相克を描いてるんだろうが、単純に絵面だけでも充分楽しい。この二人が睨み合ってごらんなさいましなアータ、そりゃ、主演の深津チャンも白一点の柳葉も霞みますわよ、目一杯。
ストーリーもなかなかテンポが良いし、アニメ画面を利用した検死の専門知識解説も、ドラマの展開とのズレや浮きがなくって好感度大。漫画が原作とのことですが、原作も見たくなってしまいましたわ。
難点はひとつ。
何故、『うたばん』の真裏・・・(涙)。
太陽がいっぱい
フジお得意の、“性格ブスもの”。
これに“業界・アナウンサーもの”“トレンディ・キャスティング主導もの”を併せて、フジドラマ班三本の柱と呼びます(嘘)。
しかし、テンポは悪いわ(1月1日から3日までを、一時間かけて延々やっている!)カット割りは古臭いわで、とても得意ジャンルとは思えない出来ですな。
牧瀬里穂。頭蓋骨の形がはっきり判るその髪型、やめたほうがいいと思うぞ。デコがあまりに凄くて、そこばっかりに目が行っちゃうから。せめて、パーマかけるなり何なりしなさいませな。
中村雅俊。芝居がドン臭い。テンポが無い。この世代の俳優さんは、最近舞台たたき上げ系の実力派がメッチャ台頭してるため、相当頑張らないと苦しいという、可哀相な状況ではあるんですけどね。
主演の二人に、なーんとなく精彩というか輝きが無いんで、せっかくのコメディなのに弾んでこないんだなぁ、画面が。一人モト冬樹が奮闘してるものの、どうも展開がもどかしい。こういうシチュエーションコメディは、勢いがイノチだと思うんだけどなぁ。主演が中村雅俊なだけに、コメディと言ってもねむたいヒューマンドラマか何かを絡ませようとして、結果的に中途半端になってしまうような心配があるぞ。大体、ふかわりょうまで起用しといて、使い方を間違えてちゃ世話ぁ無いよねぇ。浪人生だなんて、ロー○ンのCMじゃあるまいし。戸田恵子サンも、きりりとした顔の向こうに潜む天性のお茶目さを、まったく活かしきってない。鰐淵晴子サンも、あまりに類型的というかそのまんまというか、いっつも同じキャラやん!というか。
あ、たった一つだけ見所を挙げるとすれば、『ミセス・シンデレラ』で新境地(爆)を開拓した高田万由子かな。ちょっとイジワルでヘンな奴を、まるで素であるかのように好演しておられます。ファンは、是非(笑)。
スウィート・シーズン
どうしてだろう。
基本的に、椎名桔平好きなんだけど。
どうして、彼が二枚目役を演じていると笑っちゃうんだろう(爆)。
なーんか、“ラ族”が脳裏をよぎちゃうんですよねぇ。やっぱ、CMは選ばなくっちゃだわ。
フレッシュな松嶋奈々子チャンの脇を、全面的にTBS御用達俳優陣で固めまくるという、実に貴島Pらしいキャスティング。野際陽子サン、とよた真帆サン、袴田吉彦(同一クールに同一局の番組に出演するとは・・・しかも、役柄が完全にダブってるし(笑)。ちなみに、『略奪愛』に出演中)、そして、TBS御用達妹役の矢田亜希子チャン(『ひとり暮らし』の好演も記憶に新しいざんすね)。あまりにも固めすぎて、絵面がガチガチって感もありますな。
ストーリーは、かつて父親の浮気のため壊れかけたことのある家庭に育った女性が、嫌悪していた不倫にハマるドラマなんだそうです。その家庭で、家庭再生も描いて行くとの事ですが。蟹江敬三のあの顔じゃ、再生するモンもしないってば(笑)。浮気とーちゃん役がすっかり板についてしまった蟹江サン(『ふたり』でも、全く同じ役どころでしたね)、どんどん人相が悪くなって行くのが気にかかる(笑)。そろそろ振り戻しをかけた方がいいんじゃないでしょうか?余計なお世話ですが。
木曜日というのは、陰気ドラマが隣り合わせしやすい位置にあるんでしょうかね?以前の、『友達の恋人』VS『ミセス・シンデレラ』の悪夢が蘇ってしまいましたわよ。どっちも、主人公が陰気面を晒しておられるものですから、ザッピングのヨロコビが非常に乏しい・・・。来週からは、黙って日テレを二時間見ますわ。『どっちの料理ショー』から『ダウンタウンDX』の流れですわね。
あ、そうそう、期待のサザンの主題歌ですが。
やっぱり、桑田サンが「松嶋奈々子ならこれでしょー」とでもおっしゃったのか?どろどろな展開とは裏腹に、切なくも爽やかなメロディーラインと、キャッチーなリズム。ラブシーンのバックには、ちと流しづらそう。
かつて桑田サンは、『慕情』という名曲に決まりかけていた『ずっとあなたが好きだった』の主題歌を、「これは賀来千賀子ではないでしょー」と却下し、『涙のキッス』に差し替えた前科(笑)をお持ちなのです。勿論、『涙のキッス』も名曲ですが、『慕情』と並べると、「ああ、確かに賀来千賀子なら『涙のキッス』」とヘンに納得しちゃう部分があるんですよね。これもそのデンか?ま、名曲は名曲なんだが。さ、カラオケの練習だぁ。